国技!の話

2017年も残り1か月ちょい

大相撲九州場所が終了いたしました。



お昼のワイドショーを

ある意味で

賑やかせていることもありますが、

若手力士の台頭もあり、

白鵬が通算40回目の優勝で

圧倒的な強さを示した場所でした。





そんな中

あたしが注目しますは

(ベタかもしんないすけど…)

あみたん

ですね。この人に限ります。



あたくしが大相撲に興味持ったときには

朝青龍白鵬時代が終わろうか

というとき。

当時から圧倒的な強さを誇った白鵬

多くの力士が挑戦し敗れる中、

あみたんが

あっさり勝っちゃったりして

優勝争いをかき乱すだけかき乱して、

あみたん自身は6勝9敗で負け越す

みたいな事になってる、

ってのが黄金パターンでした。



横綱を破った後のインタビューでは、

なんやしらんが

ひとつふたつ笑いを取るような

ユーモアある話になったり、

「あしたまた来ます」って言って

インタビューを終えたり、

飄々とした感じが

どうも好きな力士でした。



ところが、

膝などのケガで悩まされ

思うような成績が出せず、

治療に専念するため休場を重ね、

土俵に戻ったときには

既に十両にも残っていない状態に。



番付で十両以上で初めて給料が貰える角界で、

家族を養うためにどうすればいいか。



稽古を地道に重ね、

ようやく帰ってきた今場所での幕内。



身体の各所にあるサポーターも

すっかりボロボロになってます。



そんなあみたんは

今場所8勝7敗の勝ち越しで三賞受賞。

野球でいうところのカムバック賞のように思えます。



インタビューで

いつもなら明るいあみたんも

こみ上げるものがあった。



「支えてくれた家族のために」



その言葉でいっぱいだった。





テレビで観てたわたくしも

そんなあみたんがカッコ良くて仕方なかった。



番付をあげて

また白鵬をコロッと倒しちゃう姿が見れたら

凄く嬉しいなぁ

と並の感想を持ったとさ。。



頑張れ!安美錦