ま!の話

コチラ〇〇の間になります〜

と言われても

菖蒲だあやめだ

大抵のところ、その部屋に

その名前を付けた意味は読み取れない。









転職して

営業マンとして

現在は修行の身。



時同じくして入社したのは

静岡で保険のセールスをやっていたという

お兄さん。

お兄さん、というか

若々しい40代。



ちょうど見た目は

TBS系特番のDoorsの司会で

「キミに幸あれ…!」というスタートコールで

当時活躍していた

はんにゃ、響、しずる等がアトラクションに

チャレンジしていた

そんな

福沢朗っぽいような気もする方です。





卓球はそこまで上手くなさそうです。









そんな彼、



年をとったからか

増えた体重はなかなか減らないんだ、という。



お昼ごはんは大抵一緒に行くが、

茶碗にはひと口ふた口のご飯を残して、

良かったらどう?と勧めてくるのです。



この行動、

定食ならわかるが

ラーメンとご飯をわざわざセットにしておいて

これをやる。



そら、まあ

ラーメン汁とご飯の相性はいいさ。



その昔

永○園が

ラーメン茶漬けって商品出して

何故かCMキャラクターは爆笑問題だったさ。

かくいう久保少年は

そのとんこつ味にどハマリだったさ。



それくらいにラーメン汁とご飯の相性はいいさ。







でもね、

我慢なさいよ…!










とは

言えないまま。









今日は中華屋さんで

回鍋肉定食。



夢中で食べてて

ほとんどしゃべることなく

久保は完食、

セットの杏仁豆腐も平らげた。



と、

「良かったらどう?」

と茶わんを差し出す。







いや、

タイミングはいくらでもあったろうよ。



どう?

って差し出したその茶わんの下に広がる景色は

ただの更地だろうよ。



あと、残すつもりなら

最初から

少なめで…とでも言っておきなさいよ。



というか、

この回鍋肉を

よくもご飯を減らさずに食えるな。



なめ茸があったら

炊きたてのご飯がほしい!

って思う以上に

回鍋肉があったら

ちょっと硬めの粒が立ったご飯がほしい!

ってなるでしょうよ。









とは

言えないまま。









間が

大切です。。